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2011年3月

大震災

心配してくださった皆さん、本当にありがとう。
本当にありがとうございます。
私は元気です。

嘘のような一週間でした。
まだ夢の中にいるみたいです。

たった一週間前、
だけどだいぶ前にも感じます。

妊娠9か月、
2週間ほど前からお腹の張りが強かったので、
自宅で安静にしている日々が続いていました。
久しぶりに体調が戻りつつあり
外に出られるようになって、
自分の父、母、妹とランチをし、一緒に自宅に戻りました。

その家族を窓辺で見送るや否や、
横揺れが始まりました。
はじめはゆっくりとした横揺れ、
しだいに暴走列車に乗っているような
激しい横揺れになりました。

私は自分のお腹に手をあてながら、
もう片方の手で飼っている鳥さんの籠をおさえて、
揺れがおさまるのを
じっと待つしかありませんでしたが
なかなかおさまりません。

隣の部屋の大型水槽がズンズン動いていき、
大きな音を立てて倒れました。
床一面、水とガラスと砂利が広がり、
横揺れで水がこちらのほうにまで流れてきました。
揺れ始めてから2、3分してから停電になり、
結局5分間ぐらいは揺れていました。

3台あった水槽の中のお魚さんも
50センチぐらいまで育ったカメさんも
すべて次の日の朝、
残念ながら息絶えてしまいました。
救うことができずに本当にかわいそうでした。

幸い、
お腹の赤ちゃんは無事でした。
鳥さんも無事でした。

すぐに父、母、妹が引き返してきてくれたので
本当に助かりました。

仙台市中心部の仕事場にいる主人のことが
大変気がかりでしたが、
必死になってその日帰ってきてくれました。
交通機関は完全に麻痺し、
携帯もなにも通じない状態で
帰ってこれたのが奇跡のようで
思わず抱きつきました。


震災後2,3日は情報が全く入ってこなかったので、
何が起きているか分かりませんでしたが、
1週間経って、徐々に周りの状況を知るようになって
そのつらさがより増してきているような気がします。
被災地の方たちに比べたら、自分はずっとずっと幸せで
申し訳ない気がします。

友人の中には大切な家族を失ってしまった人もおり、
本当に本当に胸が痛いです。

今はただどうしようもない日々をやり過ごし、
生きている喜びをかみしめて生活していきます。
お腹の中にいる命を大事にして。

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